水の巡りが悪いと「痰湿」に…その症状と、水の巡りを良くする方法とは?

ハンゲ

むくみや下半身の重みを感じたり、女性特有の悩みを抱える人は多いそうです。

むくみ

中医学の考えでは「気・水・血」の三つの要素が体を作ると考えられ、どれかひとつでもバランスを欠いたり巡りが悪くなると、女性特有の悩みや症状が出やすくなると言われます。

今回は水の巡りと痰湿について、その改善方法などを紹介します。

水の巡りと痰湿

中医学では「水」は血液以外の体液を指し、体に必要な潤いを全身に運ぶ役割を持ちます。

水

その水の巡りが滞った状態を「痰湿」と言い、体に不必要なものをため込み、よどんで濁った状態になっているそうです。

また、痰湿が続き、体内に有害な物質が排泄できない状態を「痰濁(たんだく)」とも言います。

痰湿によって出やすいトラブルとは?

体内の水の巡りが悪くなると、以下のようなトラブルが起こりやすくなるそうです。

  • 肩こり、頭が重く感じる
  • からだのだるさ、吐き気
  • めまい
  • むくみ
  • 下半身の重み
  • 肥満や水太り

また痰湿タイプの人の舌はべとべとした白、または黄色の舌苔があることも多いそうです。

めまい

これらの症状で思い当たる点が多い人は、痰湿タイプと言えそうです。

痰湿タイプの症状改善は?

それでは「痰湿」タイプの人は、何に気をつければ症状を改善できるのでしょうか?

  • 食事による改善

水の巡りの悪い痰湿タイプの人は胃腸を酷使するような食生活を続けている人が多いと言われます。そのため胃腸の働きが弱くなってしまい、胃のむかつきや舌苔などのトラブルが起こりやすいのだそうです。

余分なものをため込まないためには、食事を見直すことが大切になります。できるだけ野菜の多いあっさりとした食事を摂るように心がけ、食物繊維の多いものを食べるようにしましょう。

余分なものを排出して血をサラサラにする食材として、白菜、ダイコン、ごぼう、レタス、昆布、わかめなどを多めに摂るようにして下さい。また食事量やお酒も控えめにして、胃腸を元気にしてあげて下さい。

サラダ

毎日の食事でこれらを気遣うことは難しいかもしれませんが、あっさりとした野菜や酢の物を先に食べる、温かいお茶を先に飲むといった方法は、満腹感が早く訪れ、カロリーとして吸収しにくい食べ方でもあるそうです。ダイエット効果も期待できますので、ぜひ実行してみましょう。

また、痰湿タイプの人は季節の変わり目などに体調を崩しやすい傾向にありますので、特に食事に気をつけるようにして下さい。

水分の取りすぎも体調を崩すことがありますので、あまりがぶ飲みはしないようにしましょう。

  • 毎日の運動習慣

やはり健康のためには少しでも運動をすることが大切です。

仕事の行き帰りや休憩中に少しでも歩くように気をつける、エスカレーターは使わずに階段を使う、といったことでも運動になりますので、ぜひ実行してみましょう。

時間がない場合は、半身浴などで汗をかくようにしてみることもおすすめです。

漢方薬で痰湿の改善

水の巡りを改善するためには食事や運動の他にも、漢方薬で改善するという方法もあります。痰湿タイプで一般的に処方される漢方薬は、温胆湯、三爽茶、半夏厚朴湯といった漢方薬があるそうです。

ハンゲ

漢方薬は服用しても効果が現れるまでに時間がかかりますので、自己判断で服用をやめたりせずに、専門家の指示を仰ぐようにして下さい。

まとめ

女性特有の悩みと水の巡り、痰湿の改善について紹介しました。

水は私たちの体に欠かせないものですが、不規則な生活や食事で簡単にバランスが崩れてしまいます。食事や生活に気を遣い、漢方薬を上手に使用して体質改善に努めましょう。