血の巡りが悪いと「瘀血」に…その症状と、血の巡りを良くする方法とは?

おけつ

東洋医学では「気・血・水」の三つの要素が滞りなく体内を巡る状態を健康としています。

ところが生活習慣やストレスなどが原因となり、これらの要素が不足したり、巡りが悪くなることで、女性特有の悩みなどの症状が現れやすくなると言われます。

ストレス

今回は血の巡りが悪くなることによって起こる症状や改善方法を紹介します。

血の巡りと「瘀血(おけつ)」

東洋医学での「血」は陰陽では「陰」に位置し、体の全てを巡ることで栄養が運ばれ私たちの体を動かします。

そんな大切な要素でもある血の巡りが悪くなると「瘀血(おけつ)」と言われる状態になり、様々な症状として現れることがあります。

瘀血状態になるとどのような症状が出るの?

血の巡りが悪くなる瘀血状態になると、以下のような症状が現れるそうです。

  • 頭痛や肩こりなどの体の痛み
  • 肌のくすみ、化粧ノリが悪い
  • シミやソバカスが目立つ
  • 傷やアザができてもなかなか治らず、肌に残りやすい
  • 生理痛が酷く、経血に血の塊が見えることもある

これらの症状に当てはまる人は瘀血タイプと言われ、血液の質があまり良い状態ではないために、血の巡りが悪くなっていると言えます。

瘀血を改善するには?

それでは、血の巡りが悪くなっている「瘀血」という状態を改善するにはどうすればいいのでしょうか?

  • 体を動かして代謝を上げる

瘀血は体の中を流れる血がドロドロになっている可能性が高いそうです。運動によって代謝を上げて、血中の中性脂肪やコレステロールを分解し、血液をサラサラにするようにすれば、瘀血の改善にもつながります。

まずはウォーキングやジョギングなど、自分のペースで続けやすいと思えるものから始めてみましょう。瘀血の改善だけでなく、美容やダイエットにも効果的ですよ。

ウォーキング

  • ストレスが瘀血を招く?

ストレスも瘀血になりやすくなってしまうと言われています。ストレスは体内の血の巡りを悪くして冷えを生んでしまい、瘀血になってしまうのだそうです。

おけつ

ストレスをため込みやすいと感じる人は、ストレスを解消させる趣味や好きなことを見つけて、没頭することができる時間を作るようにしましょう。

またタバコでストレス解消をする人もいますが、タバコは瘀血を招きやすくなってしまいますので、できるだけ禁煙するように気をつけましょう。

  • 冷えは大敵!

血の巡りに限らず、冷えは健康の大敵とも言えます。下半身の冷えに悩む人は、半身浴や靴下の重ね履きなどで改善するように気をつけたり、温かいものを食べるようにして冷えを追い出すように工夫をすることも大切です。

 

漢方薬で瘀血の改善

「瘀血」は病気ではありませんが、病気に向かっている状態でもある「未病」という診断がされます。つまりこのまま放っておくと、大きな病気にもなりやすくなってしまうのです。

漢方では瘀血を改善するための漢方薬も多くあり、その人の体調や状態に合った漢方薬を処方してもらうことで、体質改善を図ることができます。

漢方薬の種類はたくさんありますので、ぜひ専門家である漢方専門の薬局などに相談をして、自分にぴったりの漢方薬を処方してもらうようにしましょう。

まとめ

女性特有の悩みと瘀血、瘀血状態に見られる症状や改善について紹介しました。

瘀血はすぐには治すことができませんが、思い当たることがある人は、これを機会にぜひ自分の生活を見直して、じっくりと瘀血を改善するようにしましょう。