その女性特有の悩み、原因は「巡り」かも?~「巡り」とは?

気

体がだるくて仕方ない、肩こりや冷え性、便秘など、女性特有の悩みを抱える人は多く、何とかして改善する方法はないかと思っている人も多いでしょう。

そんな中、最近よく「巡りが良い(悪い)」という言葉を耳にすることはありませんか?

ここでは漢方の考え方である気・血・水の「巡り」や「不足」について紹介します。

人間の体は3つの要素で構成されている

「元気」「気力」などの「気」は、漢方の考えでは生命エネルギーや神経機能のことを言うそうです。

また「血」は文字通り血液を指し、血液によって全身に栄養を運びます。

血

「水」は血液以外の体液を指し、水分を代謝して免疫に関わります。

私たち人間の体はこの3つの要素が全身を巡り、バランス良く保たれている状態が健康的な状態だと言われます。

ところがこの要素のうち、ひとつでも不足したり、巡りが悪くなってしまうと、バランスを崩して体調不良を起こしてしまうのだそうです。

女性特有の悩みを抱えている人は、気・血・水のいずれか、または全ての巡りが悪くなっている状態なのかもしれません。

あなたは何が不足している?タイプ別で見る女性特有の悩み

  • 「気」が不足している、巡りが悪くなっている

疲れやすい、食が細い、朝が弱くてなかなか起きられないといった症状の人は「気虚(ききょ)」タイプで気が不足している状態だと言われます。

気

また気の巡りが悪い状態は「気滞(きたい)」タイプで、このタイプの人は憂うつ感やイライラ、ストレスといった症状に悩む人が多いそうです。

  • 「水」が不足している、巡りが悪くなっている

脂性肌や吹き出物、水太り、体のだるさやめまい、むくみや吐き気といった症状に悩まされている人は、水の巡りが悪い「痰湿(たんしつ)」タイプと言えそうです。

水

また水が不足していて、のぼせやほてり、空咳、口や喉が常に乾いている状態は「陰虚(いんきょ)」タイプで、夜型の生活を続けている人に起こりやすい状態とのことです。

  • 「血」が不足している、巡りが悪くなっている

顔色が悪くツヤがない、めまいや立ちくらみ、かすみ目や疲れ目、皮膚の荒れや手足のしびれを感じる人は、血が不足している「血虚」タイプかもしれません。

また血の巡りが悪く、しみやそばかす、肩こり、頭痛、生理の経血量が多い、不整脈などの悩みを持つ人は「瘀血(おけつ)」タイプと言われ、吹き出物や目の下のクマに悩まされる人が多いそうです。

日常生活を見直してみよう

ご自身が、どの要素の巡りが悪くなっている状態なのかは分かりましたか?

改善方法はそれぞれのタイプによって異なりますが、共通していることは、規則正しい生活と3食バランスの取れた食事、体を冷やさない、軽い運動をするといったことがあげられます。

また無理なダイエットは巡りが悪くなってしまいますので、健康的にダイエットをするように気をつけましょう。

漢方薬で改質改善できる可能性も

日常生活の見直しでも巡りが良くなることはありますが、女性特有の悩みを緩和させたり体質を改善するのに役立つものとして、漢方薬があります。

東洋医学では病気に向かっている状態を「未病」と呼び、漢方で未病から健康的な体を作ることが可能です。
また漢方薬はその人の体質に合った漢方薬を処方してもらえるので、ぴったりの漢方薬を服用して体質改善へと役立つという特徴もあります。

気になる人は漢方専門医や、漢方を取り扱っている薬局などで相談をしてみて下さい。

まとめ

女性特有の悩みと、その原因と言われる「巡り」について紹介しました。

女性特有の悩みは諦めなくても日常生活や漢方薬などで症状を緩和することも可能です。自分のタイプを見極めて、体質改善につとめましょう。