気の不足、「気虚」…その症状と、気の不足を補う方法とは?

頭痛

東洋医学では、人の体は「気・血・水」が体中を巡り正しく循環している状態を健康だと言われています。

しかし生活習慣やストレスにより3つの要素のバランスが乱れてしまうと、生理痛が酷くなったり、頭痛やイライラといった女性特有の悩みが起こることがあるそうです。

今回は体を巡る「気」が不足した状態である「気虚」について、気虚体質の特徴や気の不足を改善する方法を紹介します。

「気」と「気虚体質」とは?

中医学の考えでは、気とは人の体を動かすためのエネルギーであると考えられています。心身の活動に影響を与えたり、体温を正常に保つなど、無くてはならないものです。

エネルギー

気虚とは気の不足、現象、停滞して体の巡りが悪くなっている状態を指し、気虚体質になると体に様々なトラブルとして現れます。

気虚体質で起こりやすい症状とは?

気の不足によって起こる気虚は体の不調として現れることがあります。よく言われるトラブルは以下のようなものがあげられます。

  • 胃腸が弱くなる
  • 疲れを感じやすい
  • 集中力が続かない
  • 風邪を引きやすい
  • 食後にすぐ眠くなる
  • 体がむくみやすい
  • 朝は起きられない
  • 生理の期間が長く、出血が長く続くことがある

いずれの症状も、体の気が減少していたり滞った状態であると言われます。

疲れ

また気虚体質が続くことで不妊やPMS(月経前症候群)が起こりやすくなるとも考えられますので、思い当たる人はすぐに体質改善に努めましょう。

気の不足を改善する方法は?

ここからは具体的に気の不足を改善する方法について紹介します。

  • 朝食をしっかりと摂る

気虚体質の人は朝が苦手ということが多く、朝食を摂らずに出かける人が多いそうです。

しかし朝食は体を目覚めさせて動かすために欠かせないエネルギーです。パンやごはんなど、エネルギーになるものを食べるように心がけましょう。

トースト

  • 体を温める食べ物を意識して摂取

気虚体質の人の多くは冷え性だと言われます。冷えを改善するために暖かい靴下を履いたり、体を温める食べ物を積極的に摂るように気をつけて下さい。

ぽかぽか

ショウガやニンニク、タマネギ、エビなどは体を温める食べ物と言われますので、できるだけ多く摂るようにし、体を冷やす飲み物はできるだけ避けるようにしましょう。

野菜は生で食べると体を冷やしてしまいますので。火を通して温野菜にして食べるようにして下さい。

漢方薬で気虚体質を改善する

気の不足や気虚体質を改善する方法に、漢方薬を服用することも効果的です。一般的に処方される気虚体質改善の漢方薬は以下のようなものがあります。

  • 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

疲労感や倦怠感の改善に効果がある漢方

頭痛

  • 健胃顆粒

胃腸が弱い、下痢をしやすい、舌に白い苔がついている人などに処方される漢方

  • 補中丸

健胃顆粒と同じく胃腸が弱い人に処方されることが多い漢方薬ですが、特に胃下垂の人や、疲れやすい人に処方されることがある漢方です。

  • 衛益顆粒(えいえきかりゅう)

風邪を引きやすい人や、疲れやすい人、アレルギー体質の人にも効果的な、免疫力を高める漢方薬です。

漢方薬はたくさんの種類があります。専門家に相談すると、体質に合った漢方薬を処方してもらえますので、漢方専門の薬局や医師などに相談するようにして下さい。

まとめ

気の不足や気虚によって起こる症状や改善方法、漢方薬について紹介しました。

気虚は誰でもなる可能性がありますので、普段から食生活や睡眠に気をつけて気の巡りを良くするようにして下さい。我慢をせずに、漢方薬などの薬にもどんどん頼るようにしましょう。