水の巡りが悪いと「痰湿」に…その症状と、水の巡りを良くする方法とは?

ハンゲ

むくみや下半身の重みを感じたり、女性特有の悩みを抱える人は多いそうです。

むくみ

中医学の考えでは「気・水・血」の三つの要素が体を作ると考えられ、どれかひとつでもバランスを欠いたり巡りが悪くなると、女性特有の悩みや症状が出やすくなると言われます。

今回は水の巡りと痰湿について、その改善方法などを紹介します。

水の巡りと痰湿

中医学では「水」は血液以外の体液を指し、体に必要な潤いを全身に運ぶ役割を持ちます。

水

その水の巡りが滞った状態を「痰湿」と言い、体に不必要なものをため込み、よどんで濁った状態になっているそうです。

また、痰湿が続き、体内に有害な物質が排泄できない状態を「痰濁(たんだく)」とも言います。

痰湿によって出やすいトラブルとは?

体内の水の巡りが悪くなると、以下のようなトラブルが起こりやすくなるそうです。

  • 肩こり、頭が重く感じる
  • からだのだるさ、吐き気
  • めまい
  • むくみ
  • 下半身の重み
  • 肥満や水太り

また痰湿タイプの人の舌はべとべとした白、または黄色の舌苔があることも多いそうです。

めまい

これらの症状で思い当たる点が多い人は、痰湿タイプと言えそうです。

痰湿タイプの症状改善は?

それでは「痰湿」タイプの人は、何に気をつければ症状を改善できるのでしょうか?

  • 食事による改善

水の巡りの悪い痰湿タイプの人は胃腸を酷使するような食生活を続けている人が多いと言われます。そのため胃腸の働きが弱くなってしまい、胃のむかつきや舌苔などのトラブルが起こりやすいのだそうです。

余分なものをため込まないためには、食事を見直すことが大切になります。できるだけ野菜の多いあっさりとした食事を摂るように心がけ、食物繊維の多いものを食べるようにしましょう。

余分なものを排出して血をサラサラにする食材として、白菜、ダイコン、ごぼう、レタス、昆布、わかめなどを多めに摂るようにして下さい。また食事量やお酒も控えめにして、胃腸を元気にしてあげて下さい。

サラダ

毎日の食事でこれらを気遣うことは難しいかもしれませんが、あっさりとした野菜や酢の物を先に食べる、温かいお茶を先に飲むといった方法は、満腹感が早く訪れ、カロリーとして吸収しにくい食べ方でもあるそうです。ダイエット効果も期待できますので、ぜひ実行してみましょう。

また、痰湿タイプの人は季節の変わり目などに体調を崩しやすい傾向にありますので、特に食事に気をつけるようにして下さい。

水分の取りすぎも体調を崩すことがありますので、あまりがぶ飲みはしないようにしましょう。

  • 毎日の運動習慣

やはり健康のためには少しでも運動をすることが大切です。

仕事の行き帰りや休憩中に少しでも歩くように気をつける、エスカレーターは使わずに階段を使う、といったことでも運動になりますので、ぜひ実行してみましょう。

時間がない場合は、半身浴などで汗をかくようにしてみることもおすすめです。

漢方薬で痰湿の改善

水の巡りを改善するためには食事や運動の他にも、漢方薬で改善するという方法もあります。痰湿タイプで一般的に処方される漢方薬は、温胆湯、三爽茶、半夏厚朴湯といった漢方薬があるそうです。

ハンゲ

漢方薬は服用しても効果が現れるまでに時間がかかりますので、自己判断で服用をやめたりせずに、専門家の指示を仰ぐようにして下さい。

まとめ

女性特有の悩みと水の巡り、痰湿の改善について紹介しました。

水は私たちの体に欠かせないものですが、不規則な生活や食事で簡単にバランスが崩れてしまいます。食事や生活に気を遣い、漢方薬を上手に使用して体質改善に努めましょう。

「血の不足」は「血虚」…その症状と、血の不足を補う方法とは?

しゃくやく

顔色が冴えなかったり肌が荒れやすかったり、女性は男性に比べて血が不足しやすいため、女性特有の悩みが多くなると言われます。

血

また中医学の考えでは、血の不足は「血虚」と言われ、睡眠の質が悪くなったり不安を感じやすくなるなど、精神的な症状も現れると言われます。

血の不足によって起こる「血虚」と、その改善方法について紹介します。

血の不足と血虚

中医学の考えでは「血・水・気」の三つの要素によって成り立っていると考えられています。

「気」は生命エネルギー、「水」は体液などの水分、また「血」は体内を巡って全ての器官へ栄養を配給する役割があります。

女性は生理によって毎月の出血があることから、血の不足が続くことによって女性特有の悩みが起こりやすくなると言われます。

「血虚」とは中医学で血が不足した状態を指し、心身のトラブルが出やすい状態とのことです。

けきょ

血虚になるとどういった症状が出るの?

血が不足した状態である血虚になると、以下のような症状が現れることがあるそうです。

  • 髪や爪が傷みやすい
  • こむら返りが起こりやすい
  • 貧血とまでいかずとも、顔色が悪いと言われることがある
  • 唇の荒れが目立つ
  • 動悸
  • 眠りが浅く、夢をよく見る
  • 不安を感じやすい

これらの症状が出ることがあるそうですので、いくつか当てはまることがある人は血虚タイプであると言えます。

爪の状態

血虚を改善する方法は?

血虚タイプの改善方法には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

  • 偏食をせずに多種類のものを食べるよう心がける

血の不足は偏食によって起こりやすくなります。ひとつものもばかりを好んで食べるようであれば、できるだけ改善するようにしましょう。

血の不足を改善するためには、プルーンやなつめ、クコの実といったドライフルーツや、ひじき、黒豆、きくらげ、緑黄色野菜を多く食べるように心がけましょう。

クコの実

また、たんぱく質は血を生成するために必要な成分ですので、レバーや鶏肉、まぐろなどの動物性たんぱく質、豆腐などの植物性たんぱく質を積極的に摂るように気をつけて下さい。

  • 夜更かしは禁物

血は眠っているときに作られるのだそうです。そのため睡眠は血虚を改善するためにはとても大切なものです。夜更かしは血の不足を招くだけですので、できるだけ12時前にはベッドに入るように気をつけましょう。

  • 全身をほぐす運動をしましょう

血虚タイプは痩せていても、筋肉が少ない人が多いそうです。全身を動かす運動をして体をほぐすようにしましょう。

おすすめはヨガやストレッチ、水泳などの運動です。程よい疲れが出るくらいの運動をするようにして下さい。

血虚改善にぴったりの漢方薬

東洋医学では女性特有の悩みを抱えた状態を「未病」と呼び、病気に向かっているとして改善が必要であると言われます。主に日常生活や運動で改善することもあるのですが、漢方薬との相性も良いので、日常的に服用することをおすすめします。

血虚タイプの人に勧められる漢方薬として一般的なものが、婦宝当帰膠や当帰芍薬散という名の漢方薬。

しゃくやく

漢方薬はたくさんの種類がありますので、漢方の専門店などで診断をしてもらい、体質に合った漢方薬を処方してもらうようにして下さい。

まとめ

女性特有の悩みと血の不足について、血虚タイプに起こりやすい症状や改善方法を紹介しました。

血虚はすぐに改善することは難しいかもしれませんが、毎日の生活や睡眠に充分気をつけて、血虚を改善していきましょう。

血の巡りが悪いと「瘀血」に…その症状と、血の巡りを良くする方法とは?

おけつ

東洋医学では「気・血・水」の三つの要素が滞りなく体内を巡る状態を健康としています。

ところが生活習慣やストレスなどが原因となり、これらの要素が不足したり、巡りが悪くなることで、女性特有の悩みなどの症状が現れやすくなると言われます。

ストレス

今回は血の巡りが悪くなることによって起こる症状や改善方法を紹介します。

血の巡りと「瘀血(おけつ)」

東洋医学での「血」は陰陽では「陰」に位置し、体の全てを巡ることで栄養が運ばれ私たちの体を動かします。

そんな大切な要素でもある血の巡りが悪くなると「瘀血(おけつ)」と言われる状態になり、様々な症状として現れることがあります。

瘀血状態になるとどのような症状が出るの?

血の巡りが悪くなる瘀血状態になると、以下のような症状が現れるそうです。

  • 頭痛や肩こりなどの体の痛み
  • 肌のくすみ、化粧ノリが悪い
  • シミやソバカスが目立つ
  • 傷やアザができてもなかなか治らず、肌に残りやすい
  • 生理痛が酷く、経血に血の塊が見えることもある

これらの症状に当てはまる人は瘀血タイプと言われ、血液の質があまり良い状態ではないために、血の巡りが悪くなっていると言えます。

瘀血を改善するには?

それでは、血の巡りが悪くなっている「瘀血」という状態を改善するにはどうすればいいのでしょうか?

  • 体を動かして代謝を上げる

瘀血は体の中を流れる血がドロドロになっている可能性が高いそうです。運動によって代謝を上げて、血中の中性脂肪やコレステロールを分解し、血液をサラサラにするようにすれば、瘀血の改善にもつながります。

まずはウォーキングやジョギングなど、自分のペースで続けやすいと思えるものから始めてみましょう。瘀血の改善だけでなく、美容やダイエットにも効果的ですよ。

ウォーキング

  • ストレスが瘀血を招く?

ストレスも瘀血になりやすくなってしまうと言われています。ストレスは体内の血の巡りを悪くして冷えを生んでしまい、瘀血になってしまうのだそうです。

おけつ

ストレスをため込みやすいと感じる人は、ストレスを解消させる趣味や好きなことを見つけて、没頭することができる時間を作るようにしましょう。

またタバコでストレス解消をする人もいますが、タバコは瘀血を招きやすくなってしまいますので、できるだけ禁煙するように気をつけましょう。

  • 冷えは大敵!

血の巡りに限らず、冷えは健康の大敵とも言えます。下半身の冷えに悩む人は、半身浴や靴下の重ね履きなどで改善するように気をつけたり、温かいものを食べるようにして冷えを追い出すように工夫をすることも大切です。

 

漢方薬で瘀血の改善

「瘀血」は病気ではありませんが、病気に向かっている状態でもある「未病」という診断がされます。つまりこのまま放っておくと、大きな病気にもなりやすくなってしまうのです。

漢方では瘀血を改善するための漢方薬も多くあり、その人の体調や状態に合った漢方薬を処方してもらうことで、体質改善を図ることができます。

漢方薬の種類はたくさんありますので、ぜひ専門家である漢方専門の薬局などに相談をして、自分にぴったりの漢方薬を処方してもらうようにしましょう。

まとめ

女性特有の悩みと瘀血、瘀血状態に見られる症状や改善について紹介しました。

瘀血はすぐには治すことができませんが、思い当たることがある人は、これを機会にぜひ自分の生活を見直して、じっくりと瘀血を改善するようにしましょう。

気の不足、「気虚」…その症状と、気の不足を補う方法とは?

頭痛

東洋医学では、人の体は「気・血・水」が体中を巡り正しく循環している状態を健康だと言われています。

しかし生活習慣やストレスにより3つの要素のバランスが乱れてしまうと、生理痛が酷くなったり、頭痛やイライラといった女性特有の悩みが起こることがあるそうです。

今回は体を巡る「気」が不足した状態である「気虚」について、気虚体質の特徴や気の不足を改善する方法を紹介します。

「気」と「気虚体質」とは?

中医学の考えでは、気とは人の体を動かすためのエネルギーであると考えられています。心身の活動に影響を与えたり、体温を正常に保つなど、無くてはならないものです。

エネルギー

気虚とは気の不足、現象、停滞して体の巡りが悪くなっている状態を指し、気虚体質になると体に様々なトラブルとして現れます。

気虚体質で起こりやすい症状とは?

気の不足によって起こる気虚は体の不調として現れることがあります。よく言われるトラブルは以下のようなものがあげられます。

  • 胃腸が弱くなる
  • 疲れを感じやすい
  • 集中力が続かない
  • 風邪を引きやすい
  • 食後にすぐ眠くなる
  • 体がむくみやすい
  • 朝は起きられない
  • 生理の期間が長く、出血が長く続くことがある

いずれの症状も、体の気が減少していたり滞った状態であると言われます。

疲れ

また気虚体質が続くことで不妊やPMS(月経前症候群)が起こりやすくなるとも考えられますので、思い当たる人はすぐに体質改善に努めましょう。

気の不足を改善する方法は?

ここからは具体的に気の不足を改善する方法について紹介します。

  • 朝食をしっかりと摂る

気虚体質の人は朝が苦手ということが多く、朝食を摂らずに出かける人が多いそうです。

しかし朝食は体を目覚めさせて動かすために欠かせないエネルギーです。パンやごはんなど、エネルギーになるものを食べるように心がけましょう。

トースト

  • 体を温める食べ物を意識して摂取

気虚体質の人の多くは冷え性だと言われます。冷えを改善するために暖かい靴下を履いたり、体を温める食べ物を積極的に摂るように気をつけて下さい。

ぽかぽか

ショウガやニンニク、タマネギ、エビなどは体を温める食べ物と言われますので、できるだけ多く摂るようにし、体を冷やす飲み物はできるだけ避けるようにしましょう。

野菜は生で食べると体を冷やしてしまいますので。火を通して温野菜にして食べるようにして下さい。

漢方薬で気虚体質を改善する

気の不足や気虚体質を改善する方法に、漢方薬を服用することも効果的です。一般的に処方される気虚体質改善の漢方薬は以下のようなものがあります。

  • 麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)

疲労感や倦怠感の改善に効果がある漢方

頭痛

  • 健胃顆粒

胃腸が弱い、下痢をしやすい、舌に白い苔がついている人などに処方される漢方

  • 補中丸

健胃顆粒と同じく胃腸が弱い人に処方されることが多い漢方薬ですが、特に胃下垂の人や、疲れやすい人に処方されることがある漢方です。

  • 衛益顆粒(えいえきかりゅう)

風邪を引きやすい人や、疲れやすい人、アレルギー体質の人にも効果的な、免疫力を高める漢方薬です。

漢方薬はたくさんの種類があります。専門家に相談すると、体質に合った漢方薬を処方してもらえますので、漢方専門の薬局や医師などに相談するようにして下さい。

まとめ

気の不足や気虚によって起こる症状や改善方法、漢方薬について紹介しました。

気虚は誰でもなる可能性がありますので、普段から食生活や睡眠に気をつけて気の巡りを良くするようにして下さい。我慢をせずに、漢方薬などの薬にもどんどん頼るようにしましょう。

「気の巡り」が滞ると「気滞」と呼ばれる状態に…その症状と改善方法とは?

マスク

生理前に体調が悪くなったり、情緒不安定、喉が詰まったような感覚など、女性特有の悩みを抱える人は多いことでしょう。

不安定

東洋医学では女性特有の悩みは「気の巡り」が悪くなっている状態だと考えられ、気が滞る「気滞」になっているのだそうです。

ここでは気の巡りと気滞について、紹介します。

「気」とは?

中医学での「気」とは大まかに言えば「体を動かすためのエネルギー」を指します。気には様々な働きがあり、体を温めたりものを動かしたり、栄養にも関わる働きをしています。

その気が、体中に行き渡らずに滞った状態を「気の巡りが悪い」と言い、気の力を充分に発揮することができず、女性特有の悩みなどで体調を崩しやすくなってしまうのです。

「気滞」になるとどのような症状が出る?

エネルギーともなる気の巡りが悪くなると、主に体の張りや痛みによって症状が現れることが多くなります。他の症状として以下のようなものがあげられます。

気帯

  • 胸やワキ、腹部などの張り
  • 生理前の体調不良
  • 喉が詰まったような感覚
  • イライラ、情緒不安になりやすくなる
  • ガスが溜まりやすくなる
  • ストレスにより体調を崩しやすい

思い当たる症状はありますか?気滞の状態であると自覚したのであれば、日常生活を見直して体質を改善していきましょう。

マスク

気滞体質を改善する方法

気滞体質だと自覚したのであれば、食事や運動などで体質改善をするように努めましょう。

  • 香りの良い食材は気滞体質に効果的

アロマやハーブティーなどのリラックス効果は広く認知されているものですね。中医学でも同じで、香りの良い食材は気滞体質の改善にも効果があると言われます。

セロリやシソ、三つ葉やバジルなどの食材を摂って、気の巡りを良くしていきましょう。ジャスミンティーやミントティーなどもおすすめです。

ミントティー

  • 呼吸法でリラックスを心がけましょう

ヨガや太極拳は深い呼吸をするエクササイズです。良い運動にもなりますので、できるだけ毎日行うようにしましょう。

特にイライラや不安が強い時、人は浅い呼吸になりやすくなります。「深く」息を吐くことを意識しましょう。
アロマオイルをたらせば良い香りで更にリラックス効果がアップします。

漢方薬で気滞体質の改善!

漢方も気滞体質の改善に効果的です。

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

胸の詰まりを感じる時に処方される漢方として有名なものです。

はんげ

  • シベリア人参

イライラや不安感などの精神的に不安定な状態や、不眠などの睡眠の質が悪い時に処方される健康食品として知られています。

  • 逍遥丸(せいかしょうようがん)

気滞体質の改善として最も一般的に処方される漢方薬です。

漢方薬は種類がたくさんある上に、分かりにくい部分も多くあります。漢方薬の処方は漢方の専門医や薬剤師に相談をして処方をしてもらうと、簡単で安心ですよ。ぜひ気滞体質の改善に役立てて下さい。

まとめ

女性特有の悩みや症状と気の巡り、気滞体質の改善について紹介しました。

食生活や日常生活に気をつけて、気滞体質を改善するようにしましょう。

その女性特有の悩み、原因は「巡り」かも?~「巡り」とは?

気

体がだるくて仕方ない、肩こりや冷え性、便秘など、女性特有の悩みを抱える人は多く、何とかして改善する方法はないかと思っている人も多いでしょう。

そんな中、最近よく「巡りが良い(悪い)」という言葉を耳にすることはありませんか?

ここでは漢方の考え方である気・血・水の「巡り」や「不足」について紹介します。

人間の体は3つの要素で構成されている

「元気」「気力」などの「気」は、漢方の考えでは生命エネルギーや神経機能のことを言うそうです。

また「血」は文字通り血液を指し、血液によって全身に栄養を運びます。

血

「水」は血液以外の体液を指し、水分を代謝して免疫に関わります。

私たち人間の体はこの3つの要素が全身を巡り、バランス良く保たれている状態が健康的な状態だと言われます。

ところがこの要素のうち、ひとつでも不足したり、巡りが悪くなってしまうと、バランスを崩して体調不良を起こしてしまうのだそうです。

女性特有の悩みを抱えている人は、気・血・水のいずれか、または全ての巡りが悪くなっている状態なのかもしれません。

あなたは何が不足している?タイプ別で見る女性特有の悩み

  • 「気」が不足している、巡りが悪くなっている

疲れやすい、食が細い、朝が弱くてなかなか起きられないといった症状の人は「気虚(ききょ)」タイプで気が不足している状態だと言われます。

気

また気の巡りが悪い状態は「気滞(きたい)」タイプで、このタイプの人は憂うつ感やイライラ、ストレスといった症状に悩む人が多いそうです。

  • 「水」が不足している、巡りが悪くなっている

脂性肌や吹き出物、水太り、体のだるさやめまい、むくみや吐き気といった症状に悩まされている人は、水の巡りが悪い「痰湿(たんしつ)」タイプと言えそうです。

水

また水が不足していて、のぼせやほてり、空咳、口や喉が常に乾いている状態は「陰虚(いんきょ)」タイプで、夜型の生活を続けている人に起こりやすい状態とのことです。

  • 「血」が不足している、巡りが悪くなっている

顔色が悪くツヤがない、めまいや立ちくらみ、かすみ目や疲れ目、皮膚の荒れや手足のしびれを感じる人は、血が不足している「血虚」タイプかもしれません。

また血の巡りが悪く、しみやそばかす、肩こり、頭痛、生理の経血量が多い、不整脈などの悩みを持つ人は「瘀血(おけつ)」タイプと言われ、吹き出物や目の下のクマに悩まされる人が多いそうです。

日常生活を見直してみよう

ご自身が、どの要素の巡りが悪くなっている状態なのかは分かりましたか?

改善方法はそれぞれのタイプによって異なりますが、共通していることは、規則正しい生活と3食バランスの取れた食事、体を冷やさない、軽い運動をするといったことがあげられます。

また無理なダイエットは巡りが悪くなってしまいますので、健康的にダイエットをするように気をつけましょう。

漢方薬で改質改善できる可能性も

日常生活の見直しでも巡りが良くなることはありますが、女性特有の悩みを緩和させたり体質を改善するのに役立つものとして、漢方薬があります。

東洋医学では病気に向かっている状態を「未病」と呼び、漢方で未病から健康的な体を作ることが可能です。
また漢方薬はその人の体質に合った漢方薬を処方してもらえるので、ぴったりの漢方薬を服用して体質改善へと役立つという特徴もあります。

気になる人は漢方専門医や、漢方を取り扱っている薬局などで相談をしてみて下さい。

まとめ

女性特有の悩みと、その原因と言われる「巡り」について紹介しました。

女性特有の悩みは諦めなくても日常生活や漢方薬などで症状を緩和することも可能です。自分のタイプを見極めて、体質改善につとめましょう。

女性特有の悩み、改善方法はあるの?病名がないから諦めるしかない?

ハーブティー

頭痛、腰痛、冷え性、肩こり、頭痛…女性特有の悩みは数え上げれば切りがありません。

女性は年齢と共に女性ホルモンのバランスが乱れがちになり、更年期障害や自律神経などの体調不良を訴える人が多いのだそうです。

年齢なら、諦めるしかない?

いえいえ、自分でできる改善方法もありますよ!

今回は女性特有の悩みの改善方法について紹介します。

「気」について知りましょう

東洋医学の考えでは、「気」という体を動かすエネルギーとなる流れが滞ることが、虚弱体質や女性特有の悩みの原因と考えられています。

また女性特有の悩みだけでなく、風邪を引きやすい人や胃腸が弱いという人も、気の巡りが悪い人だとされ、改善が必要だと言われます。

気の巡りを改善したい!日常生活でできることは?

  • 食事での改善方法

ストレスは気の巡りを悪くしてしまうと言われますので、食べたいものを我慢すると気の巡りを悪くしてしまうのだそうです。

そのため食事に関しては、「食べたいものを食べる」という考えが正解だと言われます。といっても食べ過ぎは体重や健康が気になりますので、できるだけ体を冷やさない、ローカロリーのものを食べるようにしましょう。

気を巡らせる作用を持つと言われる、三つ葉や春菊、香菜、ハーブを使った料理や、フルーツも適度に摂取するようにしましょう。

春菊

  • 適度な運動

全く動かないことは問題ですが、運動のしすぎも身体のためにはあまり良くないそうです。

また嫌々運動をしていてもストレスを感じるだけですので、できたら自分が好きな運動を適度に行うと、女性特有の悩みには効果があるそうです。

運動が苦手な人は、室内でできるストレッチやヨガを取り入れてみてはいかがでしょう。特にヨガは気持ちよく体を動かすことができますのでおすすめしたい運動です。

ヨガ

  • アロマやハーブティーで気持ちをリラックス

女性特有の悩みにはストレスが良くないということを紹介しました。

ハーブティー

気分の浮き沈みが激しく、自分でコントロールできないと感じるのであれば、リラックス効果のあるアロマやハーブティーを淹れて、リラックスすることを心がけましょう。

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、神経を興奮させる作用があり、イライラや不眠の原因ともなります。

あまりがぶ飲みはせずに1日に○杯、と決めておいて上手につき合うようにしましょう。

ノンカフェインのお茶や、紅茶にはショウガを入れて体を温めるようにするなど、好きなものを我慢せずに取れるように工夫をしていくのも良いですね。

漢方を取り入れる

女性特有の悩みに効果的だと言われるものが、漢方薬です。

東洋医学はもともと病名がつけにくい体調不良にも効果的な漢方薬があり、徐々に体調を改善していく役割があります。

漢方薬は100種類前後も種類がありますので、どれを選べば良いのか分からないという人もいることでしょう。そういう時は、漢方を専門に扱う薬局や漢方専門医に相談してみて下さい。

服用する前には必ず説明を聞いて、決められた用法を守るようにして下さい。

まとめ

女性特有の悩みに対する改善方法を紹介しました。

更年期

女性特有の悩みは個人差が大きく、同性でも分からない部分というものはあります。

無理をして我慢せず医師や薬剤師に相談し、気持ちよく毎日を過ごすことができれば良いですね。

女性特有の悩みが起こる原因とは?~月経とホルモンバランスについて

基礎体温

何だか最近体調が悪い、と感じることはありませんか?

疲れがとれない、理由もなくイライラする、手足の冷えが改善されない、髪にハリやツヤがなくなったような気がする…。

これらの症状には一体どのような原因があるのでしょうか。

今回は女性特有の悩みとしてあげられる症状の主な原因を紹介します。

女性特有の悩みは何が原因で起こるの?

でもこうした「女性特有の悩み」はどういった原因で起こるのでしょうか。

  • ホルモンのバランスが崩れる
    女性特有の悩みの原因としてあげられるものが、年齢によるホルモンバランスの乱れがあります。

女性の体は初潮を迎える頃から「エストロゲン」と呼ばれるホルモンを分泌し始めます。

エストロゲンは女性らしい体を作るために欠かせない成分とされ、乳房や子宮などの発育を促進し、生理とも密接な関係があります。

このエストロゲンは30代半ば頃まで活発に分泌されるのですが、年齢と共に分泌量は徐々に低下していき、4、50代で閉経となります。

この閉経を迎える頃に、ホルモンバランスが急激に乱れてしまい、更年期障害として女性特有の悩みが起こりやすくなるのだそうです。

更年期障害

  • 妊娠や出産も影響を与える

女性の体は一生のうちに大きな変化がいくつか起こります。その中でも妊娠と出産を経験することで大きくホルモンバランスが変化し、体調を崩しやすくなったり不調を訴えることが多くなるそうです。

出産

  • 日常生活でも症状が起こりやすくなることも

運動不足や体の冷え、ストレスや自律神経の乱れなど、日常生活でもホルモンバランスは崩れてしまいます。

また無理なダイエットや睡眠不足といったことでも女性特有の悩みは起こり、肌荒れやニキビ、PMS(月経前症候群)の症状などが現れることもあります。

疲れ

年齢のせいだからと諦めてしまわずに、少しだけ自分の生活を見直して、症状を酷くしている原因がないかを振り返ってみましょう。

女性特有の悩みには東洋医学がピッタリ!

生理痛や肩こり、腰痛、寝付きが悪くなるなど、こういった症状も女性特有の症状として多くの人が悩みを抱えています。勇気を出して内科を受診しても、「どこも悪くない」という結果が出て、一体どうすればいいかわからない…という女性も少なくないと思います。

基礎体温

  • 「未病」とは

東洋医学の考えでは、女性特有の悩みや症状を「未病」と言うそうです。

未病とは、病気になってはいないけれど、病気へと向かっている状態を指し、ほんの少しの不調を感じたのならば、それは未病のサインだとも言われます。

  • 女性特有の悩みや症状には漢方薬が有効

女性特有の悩みや症状、「未病」には具体的な病名がないので、薬は飲めない…と思っていませんか?

漢方

未病や女性特有の悩みには漢方薬との相性がとても良く、その人の症状に合わせた漢方薬を処方してもらえるという特徴があります。

漢方薬は効果が現れるまで時間がかかる場合がありますが、穏やかに症状を改善していく働きがあります。

女性特有の悩みに悩む人は、一度漢方の専門家を訪ねてみませんか?詳しくカウンセリングをした後、その人の体質や症状にぴったりの漢方薬や養生をアドバイスしてもらえます。

漢方専門の薬局を訪れるのがハードル高く感じるようであれば、内科でも処方できるものがありますので、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみてもいいでしょう。

まとめ

女性特有の悩みや症状の原因を紹介しました。女性の体に関する悩みは尽きませんが、漢方薬で症状が改善できるのであれば、ぜひ続けたいですね。漢方で早く症状が治まると良いですね。

女性特有の悩み、多い症状とは?~冷え性、むくみ、疲れ、PMS…

バランス

「女性特有の悩み」でお困りですか?

疲れがとれない、生理痛が酷い、便秘に悩んでいる…女性特有のこれらの症状に悩む人は多く、始終だるそうにしているところを見かけます。

東洋医学ではエネルギーを「気」と表現し、女性特有の症状を、「気が不足している」状態で「気虚(ききょ)」と言うそうです。

ここではまず、気虚の症状や女性特有の悩みについて紹介します。

女性特有の悩み…あなたはこのような症状ありませんか?

女性の多くが悩む代表的な症状に、以下のようなものがあげられます。

  • 冷え性
  • 体のむくみ
  • 便秘
  • 貧血
  • めまい
  • 血圧に関する悩み(低血圧・高血圧)
  • 頭痛(偏頭痛)
  • 肩こり、腰痛、膝痛、関節痛、骨盤のゆがみ
  • 生理痛、生理不順、PMS、子宮内膜症、婦人系疾患、不妊、更年期障害
  • 自律神経失調症
  • イライラ
  • 不眠
  • 疲れがとれない
  • ダイエット関連(肥満、痩せにくい、太れない)
  • 肌荒れ、ニキビ、しみ、そばかす、コラーゲンの減少
  • 薄毛…

いかがでしょう。「私はひとつも当てはまらない!」と言える女性は少ないかもしれませんね。

女性は月経などの影響もあり、ホルモンバランスが乱れることで気分や体調が崩れがちになります。

バランス

さらに日常生活のストレスや不規則な生活が原因となって、体に流れる「気」が不足した状態になると言われます。

気が不足した状態「気虚」とは?

気虚

体に流れる「気」が不足した状態になるとは、一体どのようなことを指すのでしょうか。

    「病は気から」

東洋医学の考えでは、人が元気に活動するためのエネルギーを「気」という言葉で表現しています。「病は気から」とも言いますが、その「気」です。
気が充分にある人は元気いっぱいで毎日をイキイキと過ごすことができますが、気が不足すると体の冷えや貧血など、女性特有の悩みが多くなってしまうそうです。

気が不足して、女性特有の体調不良が続く状態を、東洋医学で「気虚」と言います。

    「気虚」は日本人に多い

聞き慣れない言葉である「気虚」ですが、日本人はもともと気虚体質を持つ人が多いと言われるそうです。

気虚体質の人の特徴として、あまり元気がなく、性格もどちらかといえば控えめ、環境の変化やストレスなどで体調を崩しやすい人が当てはまると言われます。

気虚体質は食生活や日常生活で改善することもありますので、思い当たる人はぜひ生活を見直して気虚体質を改善していきましょう。

気が不足しているとどういった症状が出るの?

気虚体質の女性に多い症状として、以下のようなものがあげられます。

  • 低血圧で朝が起きられない
  • 冷え性、むくみ
  • 集中力が続かず疲れやすい
  • 食後に眠くなる

他にも食欲不振や下痢、胃もたれなど胃腸系の症状が出ることも多いそうです。

また、気が不足していると免疫力が低下してしまうので、風邪などの病気になりやすいといった特徴もあるそうです。

気虚体質を改善する方法は?

    体を温める

冷えは万病の元とも言われるように、気虚体質にも天敵です。気虚体質の改善のためには体を冷やす食べ物や飲み物は控え、できるだけ体を温めるように工夫しましょう。

冷え性

生野菜やお刺身、お酒やカフェインなどは体を冷やす食べ物だと言われます。にんにくやショウガ、シナモン、エビ、ニラなどは体を温めると言われるので、積極的に摂るように気をつけましょう。

野菜はサラダなどの生野菜を摂取するより、できるだけ温野菜にして食べる方がいいでしょう。

温野菜

  • 規則正しい生活
    不規則な食生活や睡眠不足も気虚体質になりやすくなってしまいます。三食きちんと栄養のあるものを食べ、適度な運動と質の良い睡眠。当たり前のことですが、忙しい現代ではなかなか実行が難しいものです。

いきなり生活を変えることは難しいかもしれませんが、自分ができることから少しずつ実行して、体のために健康的な生活を心がけたいですね。

  • 漢方薬で気虚体質の改善
    女性特有の悩みや症状には漢方薬と相性が良く、気虚体質の改善にも使用されることがあります。漢方薬にはたくさんの種類があり、その人にぴったりの漢方薬の配合は素人では難しいそうです。

漢方専門の薬剤師などに相談して、自分の症状に合った漢方薬を調合してもらうようにして下さい。

まとめ

女性特有の悩みや症状、気虚や気虚体質の改善について紹介しました。女性特有の不快な症状は東洋医学が得意とするものですので、ぜひ積極的に取り入れて体を健康にしていきたいですね。